働かないと生活保護を受給できませんか?
生活保護の受給と働くことについて
生活保護を受給するためには、「能力に応じて」働くことが必要です。
働いても収入が少なく、世帯収入が最低生活費に満たない場合に、生活保護の受給対象となります。
病気やけがの場合
病気やけがの場合、健康な時と比べて「働く能力」は落ちてしまいます。
病気やケガといった事情は、「働く能力」の判断にあたって考慮されることになります。
仕事がない場合
仕事(適職)がない場合も、誠実に就職活動を行うことで「能力に応じて」働くものと認められることがあります。
ただし、公共職業安定所(ハローワーク)への求職登録や自立支援プログラムへの参加が求められます。
自立支援プログラムについて
自立支援プログラムとは、生活保護受給世帯の自立を支援する制度のことです。大きく分けて3つの支援策が用意されています。
就労自立
就労による稼得を通じて、経済的な自立を目指します。
日常生活自立
健康を維持・回復し、日常生活において自立した生活を送ることを目指します。
社会生活自立
社会的なつながりを維持・回復し、地域社会の一員として充実した生活を送ることを目指します。
参照
★被保護者に対する自立支援のあり方について(厚生労働省HP)